こんにちわ、フリーでITプロジェクトのPMOをしている多田です。
システム開発のプロジェクトに参画している方でそろそろリリースフェーズに差し掛かっている方向けにどのような観点でリリース前の運用し評価すべきかを一例ではありますが、今現在私が参画しているプロジェクトのやり方を参考に簡潔に共有いたします!
結論、切替前のフェーズでは主に以下4つの観点からシステムを評価するとよいです。
※案件や顧客の文化的に観点は変わると思いますが、以下4つはほぼマストかと思います。
・アプリ品質
・性能
・周辺システム
・システム運用(JOB、監視、体制、障害対応)
【アプリ品質】
・新システムの開発中に旧システム側に取り込まれたシステム変更を新システムに影響があるものは取り込む
・新旧システムのアウトプットファイルを比較してクロスチェックする(一致率は最終的に99.999%以上を目指す)
【性能】
・OS/MW/アプリ処理の性能を測定する(性能可視化ツールで測定)
・SLAを満たせているかを測定し、確認する
【周辺システム】
・ファイルやデータをやり取りしている関連システムとの疎通試験・外部結合試験を実施する
【システム運用(JOB、監視、体制、障害対応)】
・JOBがスケジュール実行できているか確認する。また、JOB構成やスケジュールが保守と開発で合意する
・障害時のインシデント発砲ツールが導入されており定義した内容通りに発砲されているか確認する
・保守や運転の人員を確保できているか確認する
・障害発生時にリカバリ手順が整理されているかを確認する(なければ作成する)
この記事を読んでくださった方のプロジェクトがうまくいきますように!!(^_-)-☆