生活の歴史に幕を下ろすと書くと、死んでしまうような話みたいだがそうではない。
エヴァを最初にみたのは95年。
一回見て、意味が分からずその後見る機会すらなかった。
大学に進んで、友人から面白いという話を聞き、深夜の再放送をみるものの寝落ちして終了。
そして、更にしばらくしてからDVDをレンタルしてみてからハマってしまい。
新劇場版が始まる頃には、エヴァ専用おたくと化してしまうほど沼っていた。
序の公開。ウェブ制作の仕事をはじめた年。
そして、シン・エヴァ公開の年は現在住んでいる場所での生活を終える年。
関連などないけれど、終わるという意味では本当に感慨深い。
シン・エヴァを鑑賞中にも、終盤終わるんだなあというストーリー展開に寂しくなった。
劇中でQが何も説明なく、落とされた内容だった分だけ、どんなストーリーになるか心配であったけど、ある意味素直な展開だったのかもしれない。
色々とホッとする内容もあったし、ほぼ謎も回収された。ストーリーは難解だったが満足できるものだった。
エヴァの完結版を見るまで死ねないと本気で思っていたので、目標は達成したが喪失感は大きい。
エンドロールの後「終劇」の文字がはいり、そのまま明かりがついて終わった。
足立区での生活も同様に。1人暮らしをしていた年数を除き40年間の足立区での歴史をやむなく下ろす事になるが引き渡しの31日きっと辛かろう。
父が死んで、家を守る事ができなかったわけだから。
新しい生活での期待と共に喪失感も大きい。ただ、過去を見て生きることなどもう到底できないし、
甘えを許さない現実が待っている。その現実に打ち勝つためにも、昨年用意した仕組みを活かして仕事に打ち込もうと思う。
始まりと終わりは同じところにある。何かが終われば何かが始まる。そして始まった先に良い事も悪い事もあり、
最後に笑って終われるような生き方をしたいと切に思った。
来月は新しいサービスの紹介から、ビジネスの話中心に書いていこうと思う。