花粉症人口は、年々日本で増加傾向にあります。
こちらをご覧いただいている方の中にも、お悩みの方がいらっしゃるのではないでしょうか?
日々のストレス、大気汚染や、戦後のスギ植林によって花粉の飛散量が激増したことも原因にありますが、
もう一点は日本人の食生活の変化にもあります。
欧米化の影響で、タンパク質や脂質の摂取量が増えたことや、加工食品に含まれる食品添加物なども
深く関わっているとされているのです。
つまり、ご自身の食生活を見直してみることで、
花粉症によるつらいアレルギー症状を軽減させることも可能です。
まずは、栄養バランスのとれた食事を心がけてみて下さい。
花粉の飛んでいる時期だけでなく、1年を通じて行うことが大切です。
ちなみに下記は、免疫機能を整え、アレルギー症状を防ぐ栄養素の摂取ポイントになります。
①ビタミンB6(鶏肉、魚、内臓肉)→免疫機能を整えます
②ビタミンC(果物、野菜)→アレルギー症状を抑えます
③タンパク質(肉、卵)をとり過ぎない→異物への反応が過敏になり、アレルギーを起こしやすくなります
またそれらに加え、
花粉症の症状をやわらげる機能性成分も取り入れてみることもオススメです。
①EPA、DHA(魚脂などに多く含まれる脂肪酸の一種)→免疫機能を正常化します
②乳酸菌(ヨーグルト)→アレルギー症状の緩和
③α-リノレン酸(しそ油、えごま油)→加熱せず、サラダ等に利用すると良いです。①と同様の働きが期待できます
④カテキン(緑茶)→アレルギー症状を引き起こすヒスタミン過剰を調整します
以上をバランス良く、意識的に取るようにしましょう。ご参考にしていただければ幸いです。
花粉症を完全に治すことは難しいですが、日々の心掛け次第でご自身の体質も改善されます。
皆様、一緒につらい花粉症を乗り切りましょう!