一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • マネーフォワード確定申告の使用時に気を付けたいこと(part1)

今年は確定申告の締切日が例年よりも1か月遅くなりましたね。喜んでいる方も多く見受けられましたが、私は2月中に提出まで済ませて悦に入る予定でした。できませんでした。手続きの都合です。
大まかな手順と注意点を共有することで、締切間際に申告書を作り始めて間に合わない事態にならないようにしていただきたいです。

今年で申告書の作成は2回目です。
なお、私はマネーフォワードME(以下ME)とマネーフォワード確定申告(以下MF確定申告)を使用しています。

大まかな手順は①MF確定申告を使用した確定申告書の作成と②e-Taxでの提出に分かれます。本記事では①を記載しています。

  1. (事前準備)普段からMEに経費該当する明細を「業務用」等、口座を分けて記入しておく
  2. 経費に該当する書類・レシートと、控除に使用する書類・源泉徴収票を集める
  3. MEで登録している口座の中から経費該当が存在するものをMF確定申告に連携する
  4. 連携した各口座について、経費該当有無を判断して、該当しないものを対象外にする
  5. 現金支払いの場合MEに連携されていないので書類、レシートを見直して追記する
  6. 家事按分等して経費の登録を完了する
  7. 控除に使用する書類を参考にして確定申告書の基本事項等を記述する
  8. e-Tax形式のファイルを作成する

上記手順まででMF確定申告の作業が完了します。
私の場合、主に4, 5で時間が掛かっていました(10時間程度)。また、不必要な修正処理もしていました(5時間程度)。

2020年の申告時に手間を減らすための注意点を以下に挙げておきます。

  1. MEに公私問わず、全項目記入しておく
  2. 国民年金、ふるさと納税等の控除対象になる書類をまとめて保管しておく
  3. 同一の銀行の口座を一つにまとめる

特に1.は見直しの手間を省けるので実践するつもりです。3.は通帳を見比べる等の不必要な処理の原因になります。

e-Taxでの作業は滞りなく進めば3時間程度で終わる想定でした。しかし、準備不足で別日に延期になりました。
3月上旬中にe-Taxでの作業について続編の記事を出す予定です。

※筆者は税務等の専門家ではないため内容が不正確だったり、曖昧だったりする場合があります。

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O.S

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