今回レビューを行うのは木山 泰嗣さん執筆の『「記憶力」と「思考力」を高める読書の技術』です。
タイトルから想像される堅苦しい内容ではなく、読書の楽しさを説くような本でした。
※今まで小節ごとに感想書く形でしたが、思ったこと掘り下げる形で自由に書いていきます。(あんまりしっかり書こうとすると感想残すモチベがなくなるため)
本文全体を通して伝えられることは、読書の楽しさです。
分野や自分の世代を気にせず読みたいと思った本を好きなように読むことを推奨しています。また、見栄を張ったり読んだことを誰かに報告する必要もなく好きに読むことを大事にしていました。
よくある本を読む技術はあまり解説しておらず、それよりも本を読むことへの抵抗を減らして、読書をより身近なものとし沢山の本を読むことが記憶力や思考力を育てるのに大切だと書いていました。5W1Hを気にするなどテクニックも書いてあるには書いてあるのですが、それよりもまずは沢山読むこと、新書などは色々な著者が様々な切り口で解説してくれるのでそのように多角的に視点を持つことが成長になったりするとのことです。
本書の特徴は著者のオススメの本を『こういった本はここが面白い』『こういった本はこのように読んでみると楽しい』などといった説明を実際の著書を用いて説明してくれることです。これから多読に目覚めたい方にはここを入口にするのがうってつけですね。
堅苦しくない、ふわっとした読書術なので読みやすいと思います。
何よりも多読が大切ということで好きに読めということでした。
私も今後も色々な本を読むことを習慣として続けていきたいと思います。
執筆いただいた木山 泰嗣さんありがとうございました!