一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは、フリーランスでITプロジェクトのマネジメントをしている多田です。

今回はフリーのエンジニアが単価UPするための方法を共有いたします!

※大前提として、それぞれの現場で活躍しており、ずる賢い方法で単価UPということではないことをお伝えしておきます。※

 

単価UPの方法は大きく2つあります。(現場をそもそも変えるは3つ目の方法としてありますが、今回は取り上げません)

1つ目:現場で成果をあげるorスキルUPすることで単価UP

一番の正攻法。

スキルUPと書きましたが、それは時間がかかります。なんでも直ぐにできるようになることは天才でない限りありません。成果を上げるも同様です。

私の経験からすると現場で「存在感を示す」が単価UP一番の近道だと思います。

具体的には、会議での積極的な発言やファシリテート、予定納期より早く納品することです。

会議中は基本的にみんな静か(な印象。実際そうではない現場もあると思います)です。

その中で核心を突くような鋭い発言でなくとも、とにかく発言を繰り返すことでチーム内での「存在感」はUPします。(実際、お客様から認知されていない人のほうが多い印象)

単価UPを持ち掛けるにもそもそも「存在」が認知されていなければお客様から「ムリ」と一蹴されて終わりです。

単価UPの第一ステップは、存在のアピール一択です!

 

2つ目:商流を変えて単価UP

色々な面倒ごとやリスクを含むためお勧めしないが、大幅な単価UPも可能。

一次受しているフリーはそうそういない前提で話しますが、基本的にフリーだと3,4,5次受けくらいになるかと思います。

間でマージンを取っている会社を変えることで自分に残るお金を増やすことができます。

例:

【商流変更前】

顧客(100万円支払い)→(マージン20万円取る)A(80万支払い)→(マージン30万円取る)B(50万支払い)→あなた(50万円受け取る)

 

B社をマージンが少ないC社に変更

【変更後】

顧客(100万円支払い)→(マージン20万円取る)A(80万支払い)→(マージン10万円取る)C(70万支払い)→あなた(70万円受け取る)

 

お客様からの支払い額をUPせずに「あなた」は20万多くGetすることができます。(=一番手っ取り早い方法)

 

ただし、これを実施するには注意する点が多くあります。

まず、A-B社間の関係を壊す可能性があること。そして、同じくB社経由で現場にいる他のメンバーには商流変更を教えてはいけないことです。

どんなことが起きるか詳しくは書きませんが、なにかトラブルが起きそうなことは容易に想像できるかと思います。

始めにお伝えした通り、この方法はお勧めしません。

が、現場で頑張っているのに単価がこれ以上UPする見込みがない。でもその現場が好きで同じ現場で頑張りたいという方にこんな方法もあるよということを頭の片隅に置いて欲しいなと思い共有いたしました。

 

おわり

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア