今回も勉強したことについて記載します。
▼送信側の作業
送信側では、次のようなことが行われます。
①アプリケーション層 アプリケーション間でデータをやり取りするために必要な情報を書き込む。
②トランスポート層 アプリケーションを示す番号やデータを組み立てるための情報を書き込む。
③ネットワーク層 送受信するコンピュータのアドレスや宛先不明のときにデータを破棄する印などを書き込みます。
④データリンク層 ネットワークの種類に合わせた形式で行先の情報などを書き込みます。
⑤物理層 ビット列を信号に変換します。
▼受信側の作業
受信側では、送信とは逆の手順を踏んでデータを組み立てます。
①物理層 信号をビット列に変換します。
②データリンク層 ヘッダに書き込まれた情報を確認し、指定されたプロトコルに渡します。
③ネットワーク層 ヘッダに書き込まれた宛先が正しいがどうかを確認し、指定されたプロトコルに渡します。
④トランスポート層 ヘッダを確認し、データを順番どおりに並べて組み立てます。データに問題があれば対応します。
⑤アプリケーション層 指定されたアプリケーションに渡します。