<VMware vCenter Server>
vCenter Server は、vSphere Update Manager と vCenter Server Appliance との連携により、
パッチ適用やアップグレードを行うことができる。
また、RESTful API を使用することで、vCenter Server Appliance をテンプレートから容易に
繰り返し展開することができるため、展開にかかる時間を短縮し、人的ミスも削減できる。
最大 2,000 台のホストと 35,000 台の仮想マシンを管理できる。
<vSphere インフラストラクチャ全体を 1 つの管理画面から管理>
HTML5 ベースの vSphere Client は、どのブラウザーからでも vSphere の基本機能を管理でき、
即応性や操作性が大幅に改善されている。
ユーザーへのカスタム ロールの割り当て、vCenter Server インベントリの検索、新しい仮想マシンの
プロビジョニングなどをワンクリックで実行できる。
<VMware のサーバ管理ソフトウェアの操作>
VMware のサーバ管理ソフトウェアでリソースの割り当てと最適化を行うことで、効率を最大限に高めることができる。
vCenter Server の 15 個のインスタンスで最大 70,000 台の仮想マシンと 5,000 台のホストを管理可能。
vSphere HA クラスタと DRS クラスタは、最大 64 台のホストと 8,000 台の仮想マシンに対応。
インフラストラクチャ全体でロール、権限、ライセンスを複製することで、複数の vCenter Server
すべてのインベントリに対して同時ログイン、表示、検索を実行できる。
コストの高いロードバランサーを使用することなく複数の vCenter Server Appliance を
リンクして視認性を高めることが可能。
<管理性の向上>
強力なツールを使用することで管理が簡素化され、より高度な制御が可能。
Web サービス API を使用することで、費用対効果に優れた柔軟な方法で既存のシステム管理製品と連携。
さらに、異なる VMware vCenter Server バージョンを使用していても、vMotion、フルクローン、
コールド マイグレーションといったプロビジョニング操作を vCenter の複数バージョン間で実行可能。
<プラグインの拡張性>
vSphere Client プラグインを使用することで、データセンター内にあるサードパーティ製品を
vCenter Server から直接管理できる。
VMware のサーバ管理ソフトウェアは、オープンな vSphere Client プラグイン SDK を
利用する業界最大規模のパートナー エコシステムを備えており、バックアップ、データ保護、
サーバ管理、ネットワーク管理、セキュリティ管理などの操作を、vCenter Server から直接実行可能。
<ネイティブ要素>
ネイティブの高可用性(HA)機能によって vCenter Server Appliance と関連サービスが保護され、
目標復旧時間(RTO)を 10 分未満に抑えることができる。
また、vSphere は、vCenter Server Appliance での使用が認定されているネイティブな
アクティブパッシブ HA 機能を備えている。
vCenter Server の稼動状態を維持したまま、ネイティブのバックアップ機能やリストア機能を使用して、
アプライアンスをファイル セットにバックアップできる。
新しいアプライアンスに対してバックアップの保存先を指定するだけでリストアを実行でき、
ファイルは新しい vCenter Server Appliance にダウンロードされる。
サードパーティ製の製品は必要ない。
ネイティブのバックアップ スケジューラで、vCenter Server Appliance のバックアップのスケジュールを
設定し、保持するバックアップの数を管理可能。