皆さんは、一番活発な市場をご存じですか?
IT・通信職がどれほど人員不足になっているのでしょうか?
今回は、IT・通信業界の就活・転職市場動向の纏めてみようと思います。
IT・通信職の方や、IT・通信職に興味がある方などのご参考になれば幸いです。
目次
IT・通信職とは
2021年6月の求人倍率
今後の動向
おまけ 求められる人材
まとめ
IT・通信職とは
まず、IT・通信職はどんな職業なんでしょうか?
コンピュータを使った事業活動を行なう仕事。
IT技術を活用して、顧客の課題やニーズを解決したり、世の中を便利にするサービスを提供すること。
おおまかには、以下のような仕事をする人がいる。
・システムエンジニア(SE)
・プログラマー
・Webデザイナー
・ITコンサルタント、Webコンサルタント
システムエンジニアはIT企業の根幹を成す職種で、システムの設計や開発から、実際の運用、保守管理まで手掛ける。
プログラマーも、プログラミング言語を操ってシステムやソフトウェアなどを開発するのに不可欠な技術者。
また、専門的なスキルをもって顧客の課題解決に努めるコンサルタントなど、多様な社員が活躍している。
私もこの職業に属しており、SEとして仕事をしています。
IT技術を生かして、お客様の仕事をより効率的にする仕事というところでしょうか。
2021年6月の求人倍率
こちらが、2021年6月の求人倍率になります。
【求人倍率】7.84
<前月比> ※2021年5月との比較
-0.41 ↓減少
<前年同月比> ※2020年6月との比較
0.79 ↑増加
前月比は、減少していますが、前年同月比としては、大幅に増加していますね。
そもそも、求人倍率が1位の数字となっています。
とても活性化している職と言えますね。
今は、「DX」の需要が高くなっています。
もともと日本では業界を問わずIT投資が進む流れがありました。
そこへきて新型コロナの影響を受け、ビジネスの非対面化・リモート化が加速し、多くの企業でDX人材の採用が活発化している印象です。
また、「フルリモート」もひとつのキーワードとなっており、需要・供給ともに増加しています。
新型コロナによりリモート対応を余儀なくされた企業がそれでもビジネスが回ることを体感し、エンジニアのフルリモート採用に踏み出す例が増えてきています。フルリモート求人への需要やUターン転職も増加してきており、地方の優秀なエンジニアと企業の双方にとってプラスの流れが生じているようです。
上述で述べた背景が、IT・通信職があるので、前月比が減少していますが、そこまでネガティブな数字ではないと考えています。
今後の動向
2021年下期のIT・通信職の動向としては、今後も伸び続けると考えています。
今後もDXの需要が高まる一方ですし、AIやビックデータなどの新技術も出てきており、今後もますます需要が上がり続ける職です。
また、逆に新型コロナの影響を受け、リモートワークとする企業も多くなっています。
このリモートワークの環境を整えるのも、IT・通信職の仕事となるので、新型コロナの影響を受けずに伸び続ける職と言えます。
また、未経験の方も、即戦力の方両方ともに求人が潤滑にあるのも特徴です。そのため、転職もしやすい職ですね。
おまけ 求められる人材
おまけの求められる人材です。
<IT・通信職で求められる能力>
1.プログラミングスキル
2.システム設計思想
3.コミュニケーションスキル(顧客折衝を含む)
4.ロジカルシンキング
元請けベンダなどは、マネジメントや要件定義といった上流工程の経験がある人へのニーズが高くなっています。
また、アウトソーシング(業務請負)や2次請けSIer志望の場合、設計からコーディングまでの技能にプラスアルファで顧客折衝や要件定義ができると評価されやすいです。
また、コミュニケーションスキルは必要ないように思われがちですが、チームで動いていく職になるため、どの分野でも、コミュニケーションスキルは重視されています。
また、この業界も資格よりも実務経験が重視されるのと、自ら学んでいく自己研鑽の姿勢を評価する企業が多いため、ステップアップしたい方は、自己研鑽をし、より実務経験を積むことが良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こちらが2021年下期の動向IT・通信編になります。
IT・通信職の方や、これからIT・通信職になりたい方の参考になれたらなと思います。
では!この辺で!