一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

コントロール出来ないことへの接し方で、プロジェクト内の行動の質が決まる。

例えば、他人はコントロール出来ない。
このことを徹底的に肚で理解しているかどうか。

どこか、他人をコントロールしようとしていないだろうか。
上下関係を使えば一時的にはコントロール出来るかもしれないが、それを続けているとどこかで揺り戻しが来る。

身の回りのものもコントロール出来るかというと、実はそうではない。
使ったり持ち運びしたり出来るものも、結局はそのものに合わせているだけだ。

自分自身でさえコントロール出来ない。
ダイエットしたいと思っていてもご飯を食べてしまう。
こういうことは、誰でも一回は経験があるはずだ。

というように身の回りの環境はコントロール出来ないことで溢れている。

このことを踏まえてプロジェクトに望まないと、痛い目を見ることになる。

では、コントロール出来ないことばかりで、自分はどうしたらよいの?
という疑問が出てくる。

一つの答えとしては、準備しか出来ないのだ。

相手や周りのものに合わせて準備をする。
そして、ある程度干渉したりウォッチをしたりしながら、タイミングを待つ。

準備する、という範囲の中で出来ることをやり続ける。
これが、コントロール出来ないものに対しての接し方だろう。

私はこの考えを、プロジェクト進行の際に頭の片隅に置いている。

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今成 匡志

IT業界20年、その中でフリーランスSEは10年になる40代エンジニアです。 新卒と35歳のときにリストラに会った氷河期世代でもあります。 個人的に最も興味あるのは、技術メインではなく「仕事が出来て稼げるSEはどのような性質があるか?」という点です。 もちろん技術そのものにも興味がありますし、技術がどのように世の中に使われているか?ということにも興味があります。 上に挙げたような切り口から記事を書いていきたいと思います。

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