先月、個人事業主として独立する上で、抑えておきたい
「収入は思っていたよりも少なく、支出は思っていたよりも多い」
という話をさせて頂きましたが、
今日は、その中でも「支出」について知っておきたい2つの法則のうち、1つ目をご紹介したいと思います。
まず1つ目は、「パーキンソンの法則」についてです。
お金だけでなく、時間に関しても言えることなのですが、今回はお金に特化してお伝えいたします。
まず、「パーキンソンの法則」とは・・・
『支出の額は、収入の額に達するまで膨張する』という人間心理に関する法則です。
要は、収入が増えれば増えるほど、それに比例して支出も膨らんでいってしまう、ということ。
具体的に、皆さん、このようなご経験はないでしょうか?
ボーナスや臨時収入が入ってきた時、
つい「旅行に行こうかな」とか「車を買い替えよう」、「美味しいもの食べに行こう」
あるいは、女性の方であれば、「ブランドもののバッグを買おうかな」とか…。
ついお財布の紐が緩くなってしまう方も少なくないのではないかと思います。
もちろん、このような「消費」を否定するつもりは全くないのですが、
「資産形成」や「経営」という観点から考えると、
この「パーキンソンの法則」が存在することを知った上で、しっかりと支出をコントロールしていかないと、
どんどん稼いでも、全然お金が残らないどころか、
支払いに追われてしまうことになってしまいます…。
逆に、パーキンソンの法則を知り、しっかりと支出のコントロールができれば、
個人でもコツコツ資産形成ができていきますし、経営という観点からも、しっかりとお金を残し、
安定した経営につなげていくことが可能になります。
是非日々の生活の中で、「パーキンソンの法則」を意識してみてはいかがでしょうか。
それでは、今日はこの辺りで失礼します。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。