一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

皆様こんにちは!鍼灸マッサージ師の工藤真(くどうまこと)と申します。

神奈川県横浜市北部を中心とした地域を対象に出張専門の治療院を開業しております。
今回はヒートショックのお話です。

皆さんヒートショックという言葉を聞いた事はありませんか?寒くなってくると多く聞く言葉だと思います。

ヒートショックとは気温の変化によって血圧が変化し、心臓や血管の疾患が起こる事をいいます。血圧の急な上下変化により脳内出血や脳梗塞、心筋梗塞などの病気が起こります。年間の死者数は交通事故の2倍近い人が亡くなっているといわれています。

ヒートショックは暖房の効いた部屋など暖かい場所から寒い脱衣所や風呂場に移動し、浴槽に入るときなどに起こります。暖かい場所から寒い場所に移動した時に寒さに体が対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、寒い浴室(特に冷えた床に触れる)へ入るとさらに血圧は上昇します。その状態で浴槽に入ると、急に身体が温まるため、血圧が下降します。特に10℃以上の温度差がある変化は危険とされており、注意が必要です。

地域にもよりますが寒くなる11月~3月の時期がヒートショックの発生しやすい時期です。寒い廊下を移動したり脱衣所や浴室が冷えている事が多く、ゆっくり温まろうと長く湯船に浸かりやすいため危険が高まります。

入浴前には浴室を温め(暖房が無ければ蓋を開ける)床にお湯をかけて足元が急に冷えないようにすると良いでしょう。また、トイレ(衣服を脱ぐので)でもヒートショックを起こす人もいます。お風呂の時以外でも温度変化のある場所には要注意です。

少しの事で体調を崩すリスクを減らせますので気を付けてみてはいかがでしょうか?

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