9月、オリンピックが終わり、新しい取引先と仕事を始めました。
客先に半常駐、週の半分以上は自宅でのリモートワークをする中で、
ユーザが使うPC(いわゆるOAPC)の更改、OSバージョンアップを進めるプロジェクトです。
新しいチームに参加する。
新しい仕事に慣れる。
この参入期間および参入に関する行為を「オンボーディング」と言います。
私が体験してきたところで言えば、
職場の上長にあたる人、チームリーダー、PM・・・
そういった関係の人が以下のような形で対応してくれたり、ということがイメージできます。
・職場の人とのあいさつ回りに同行してくれる
・業務の流れや、職場独特の「お作法」みたいなところをレクチャーしてくれる
・簡単な仕事からOJT(On the Job Training)の名目いっしょに仕事をしてみる
・時折雑談を交えて疑問解消の時間を取る
もちろん、教わったことをメモを取ったり、その場で疑問解消することが大事です。
わからないことを分かった風にせず、素直にわからないのだとして理解できるまで落とし込むこと。
新卒のころから繰り返してきたこの行為。
そう、してもらう「オンボーディング」ではなく、
自分自身で職場や業務に適応していく「セルフオンボーディング」が大事なのだと思います。
定時に切り上げるのが好きな僕でも、あえて少し多く残ってみたりして疑問解消に努めたり、復習をしたり、、、そういった細かいことが大切なのだと思います。
当たり前かもですが、最近は特に以下を意識しています。
・時に「わからなすぎて何をどうしたらいいのかわからない」という仕事が来るとき。
恥をどこかに置いて、「自分には無理です」というのを伝えること。
・そればかり言っているとクビになるので、「これだったらできます」を見つけて提案すること。
・それらを早くからはじめられるようにすること。
IT系の仕事の割に、文系ぽいこと言ってるなぁと自分で思ったりもしたのですが。
そういった「ソフトスキル」こそ、年を取ったからこそ当たり前にできるようになっていきたいものです。
30歳を超えると誰も叱ってくれない、と昔教わって本当にそうなってきた今だから思います。
この秋、もう一皮むけて「セルフ収穫祭」に臨める自分になっていきます。