前回、太陽光発電は発電の適温が20〜30℃であるのに対して、夏の屋根の温度は60〜70℃に達するので発電量が落ちるということについて書きました。
この対処方法として、例え新築住宅であっても屋根と一体型にせず、屋根の上に後付けで載せるという手段が挙げられます。既築住宅はどちらにしてもこの方法になりますね。
そうすると、屋根とパネルの間をピューピューと風が通り、パネルの温度を下げてくれます。真夏でも、超高温にならずに済みます。
この方法のメリットはさらにあります。
間ピューピュー効果によって、屋根の下の部屋の温度が、夏場はマイナス10℃、冬場はプラス5℃となり、冷暖房にかかる光熱費の節約にもなります。
もちろん、我が家も後付け型にしてあります。
さらにさらに、設置部分は屋根の葺き替えが要らなくなります。メリットしかありませんね。
美人は三日で飽きると言いますが、見た目の良さだけで一体型にしてしまうと、とてももったいないことになります。
後付け型がブスとは言いませんが。