一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

ナマステ! Takuです。

今回はPranayama(プラーナーヤーマ・呼吸法)についてお話しします。

プラーナとは「生命エネルギー」や「気」を指す言葉です。呼吸によってエネルギーを取り込み、体内の細胞の隅々まで行き渡らせます。

日常生活では何気なく無意識に呼吸をしていますが、ヨガをするときは意識的に呼吸を行ないます。ヨガのポーズを形だけ真似るのと、正しく呼吸しながらポーズをとるのとでは効果が全然違います。

例えば、猫のポーズ(Cat & Cow)と呼ばれる、四つん這いになって背中を丸めたり反らせたりするアーサナがあります。このとき、ただ背中や腰を動かすのではなく、呼吸に合わせて身体を動かす(背中を丸めるときに息を吐き、反らせるときに息を吸う)ようにするとより一層深まります。

最近は動画などを見ながら自宅でヨガに取り組む人も増えてきましたが、ポーズだけではなく呼吸も意識して行なうようにしていただきたいと思います。

また、呼吸をすることによって、心の動きをコントロールすることができます。緊張したり興奮したりすると呼吸は浅く速くなり、リラックスすると呼吸は深くゆっくりになります。これを逆に利用すれば、呼吸をコントロールすることで心の状態を変えることができるのです。

どんな状況にあっても呼吸を整えて心を静かに落ち着かせられることが、次の段階であるPratyahara(プラティヤハーラ・感覚制御)へと進む準備になります。

次回は、さまざまな呼吸法についてお話したいと思います。

私たち自身と、ご家族や親しい方々、そして世界中の全ての方々に平安を。

OM, Shanti, Shanti, Shanti

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