宗像にインバウンド、特に学生を呼び込みたい、とゼロからスタートしたインバウンド事業。
宗像の観光地としての可能性を見出して、観光で宗像を元気にしたい、という思いと並行してやってきました。
タイ、シンガポールなどのにいって現地をみたり、オーストラリアの先輩に学んだり、宗像の受けてくれる人や組織と
交流を積み重ねたり。これだけだととても事業化は難しく、経費がかかるだけなのですが、市の仕事が別にあるので
その収益をあてて、ボランティアのような形でやっています。
世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群の登録活動においてあきらかになったのですが、
「日本列島と朝鮮半島との間に位置する沖ノ島は、高度な航海技術をもった宗像地域の人々にとっての道標でした。 古代東アジアにおいて海を越えた交流が頻繁に行われた4世紀後半〜9世紀末の約500年間にわたり、 沖ノ島では航海の安全と交流の成就を祈っておびただしい量の貴重な奉献品を用いた祭祀が行われました。
島全体が信仰の対象である沖ノ島では、「神宿る島」として厳しく入島を制限する禁忌などの慣習が人々の間に根付き、 自然崇拝に基づく古代祭祀の変遷を示す遺跡がほぼ手つかずの状態で現代まで受け継がれてきました。」とあり、古来、宗像は大陸との玄関口でした。
時を超えて、宗像に海外から人が集まり、宗像からグローバル人材が育ち、飛び立つ、という夢に向けて、事業を行っています。