紆余曲折あり個人事業主歴は5年になるのですが、
今回初めて税理士さんにお願いせず自分で確定申告をすることにしました。
その体験記を綴っていこうと思います。
1.背景(これまでの確定申告)
当時、友人に税理士さんがいたため、これまではその人に丸投げして依頼していました。
「やっぱ難しいことはプロに任せた方が良いよね!」とか
「自分の強みに時間を使いたから、お金に関することは外注だ!」とか
考えていたのですが、昨年とある問題にぶつかりました。
それが
税理士さんへ支払う金額がアップ!!
そう、値上げです。
これまでは友人価格ということで安くやってもらっていたのですが(有り難や〜)、昨年から収入の5%分の報酬を頂くという形に変わりました。
例えば年収500万の場合、その5%なので25万を支払うことになります。
正直、相場は分かっていないのですが「高っ!!」と思っちゃいました。
最近、結婚したばかりで色々と出費がかさむ中、この値上げは友人といえどきつい・・
そもそも、これまで自分の生活に直結するお金のことに関して、
友人とはいえ他人に丸投げしていたのはどうなのだろうか?
言ってしまえば他人に財布を預けた状態で事業や生活をしていたのではないか?
だったら今回は自分で確定申告やってみるか!!
そう思い、今回チャレンジしてみることになりました。
2.実際にやってみた
仕事でも何でも、まずはアプトプットの確認です。
ゴールが分からなければ、何をやったらいいかも分からない。
そこで今回のゴールを明確にするところから始めました。
・ゴール :令和3年分の青色の確定申告を完了させる
・締切 :3/15(火)
・作成が必要な書類:確定申告書B、青色申告決算書の2つ
次に、上記資料を作成するために必要な資料を考えました。
1年間の収入と支出(経費)に関しては、テックビズの税理士さんに毎月報告していた資料があります。
これがあれば確定申告なんて簡単に作れるだろう!
毎月ちゃんと計算していたし、これは思ったより楽勝かな!
そう思っていたのですが、世の中そんなに甘くありませんでした・・
3.やってみて気付いたこと
①確定申告書を手軽に作れる無料ツールが存在する!
確定申告書を作るためには「やよい」や「freee」といった有名な会計ソフト(有料)を使う必要があると
ずーーーっと思っていたのですが、実は国税庁が数字を入力するだけで簡単に確定申告書を作れる無料サイトを出していました。その名も
確定申告書等作成コーナー
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
なんて便利なんだ!
ありがとう、国税庁!
というわけで、今回はこいつで確定申告書を作成することにしました。
②医療控除は妻(配偶者)の分も含めることができる!
医療費は経費として計上できないので、不要なものなのかなーと思っていたのですが、実は年間10万を超える医療費が発生している場合、医療控除として計上できるということを知りました。
その医療費としては、以下のようなものが該当します。
・歯科
・鍼灸
・医療費については配偶者に発生した分も含むことができる
親知らず抜いた!
妻が鍼灸に通ってる!
全部、我が家に該当する!!
というわけで、今回は医療控除をしっかりと記載できそうです。
③結婚&会社員給与のため、分からないことがいっぱい!
1年間、独り身で事業収入だけであればことは簡単だったのですが、
今回は去年と異なり勝手がかなり変わっています。
それは、
・昨年は会社給与も発生している
・昨年の途中から妻が専業主婦になった
・会社員時代の妻はそこそこ稼いでいる(年収500万近く)
こうなると、妻(配偶者)のことも考慮して確定申告をする必要があります。
その場合、
どのように確定申告書を作成すればよいのだろうか?
自分の確定申告書に妻の分も全て含める?
妻の会社員時代の確定申告は別で行う?
これだけ稼いでたら配偶者控除無理じゃね?
等々、疑問点が出まくりまして・・
現在、テックビズの税理士さんに相談中です。
4.まとめ
何事もそうですが、やっぱり自分の手を動かして、自分事になることで
初めて気付くことってたくさんあるなと改めて感じました。
この経験を通して、少しは確定申告について語れるようになりたいなーと思います。
まあ、まだ確定申告できてないし何も解決していないのですが(汗)
それから、これも全てにおいてそうですが、早め早めの行動って大事だなと感じました。
それが「源泉徴収を取り寄せるのに1週間程度かかること」
締め切りまでまだ時間あるしぼちぼちやろーとしていたら、源泉徴収がなくて
アウトでしたわ・・
というわけで、次回確定申告が無事に完了したら後編をまとめていきたいと思います。
以上!!