一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

職業的には一般的で、人生のうちに一度はお世話に成ってるで在ろうタクシーを生業としてます。

この組織の中に於いて、比較的に稀少な職業なのかな!?と、思える立場には感じております。

そんな身近な存在の移動手段で、乗り慣れてる人でも聞き辛かったり、利用者が思ってる事と、実際に職務に服す立場からの思考の隔たりなんかについて愚痴を交えながらも”運転手が考えてる事”を虚飾なく語って見ようかなと思います。

因みに、東京23区武蔵野 三鷹 が私の営業免許の有効地域ですので、その地域で職務に当たる者の思考の一例として読んでみて下されば、利用する側も不快に感じる事の解消にも少々役立つと信じます。

 

よく有る一例

利用者がタクシーに乗り込み、運転者に行先を伝えた際、運転者は地名を伝えたのなら、運転者の中では言われた場所の有名な場所を想像し、そこを起点としてある程度の範囲を意識し着地を模索してます。ハッキリ言えば、言われた場所を着地と思って運転者は聞いていません。

仮に六本木と言われたら、代表的な六本木交差点を主に想像しますので、発地から定石通りの道を選択し目的地に向かいます。走行中も利用者は何処に着けたいのかを知る為に、運転者は利用者が正確に止めたい位置を知る為にアレコレと質問しますので、気分を害さずに素直に伝えて下さい。一番困るのが ”良いから行け” ・ ”直前になって右左折しろ” 等と指示をする乗客です。運転者は交通量や、その道路の特徴や状況に合わせて、走行車線を選択して走ってます。直前で指示を出されても行動出来ませんし、法規的に車線を変えられない状況も当然として発生します。そんな事態を避けたい為の運転者の配慮でも有りますので、”細かい野郎だな”と思われても結構ですから、是非とも運転者の求める質問に的確な指示と答えを伝えてやって下さい。

 

今回はここまで、普段、人に伝える事を生業としてないので支離滅裂にならない様に努力はしたつもりでは在りますが、伝わり辛かったなら何となくの雰囲気だけでも感じて頂けたら幸いです。

The following two tabs change content below.

金沢 映

最新記事 by 金沢 映 (全て見る)

この記事をシェアする

  • Twitterでシェア
  • Facebookでシェア
  • LINEでシェア