普段Linuxを触っていてファイルの内容を表示する際に[cat]コマンドを使用する方が多いと思われます。
しかしながらこの[cat]コマンドは本来[concatenate]という単語の略称であり、意味は[連結]です。
なので[cat]コマンドの本来の役割は[ファイルを連結して標準出力する]というコマンドになります。
以下に本来の用途での使用例を記載してみます。
【catコマンドによりファイルを結合する】
◆ファイルA (fileA.txt)
AAA
BBB
CCC
◆ファイルB (fileB.txt)
111
222
333
◆コマンド
cat fileA.txt fileB.txt > result.txt
◆出力結果 (result.txt)
AAA
BBB
CCC
111
222
333