みなさん,お疲れ様です.
早速今回は,予告通り
「LaTeXのエディタにAtomをお勧めする理由」
についてつらつらと話していこうと思います.
LaTeX,Atomのインストールや使い方の基本的なことは
申し訳ありませんがググればわかりやすい記事がたくさん出てきますので,
そちらを参考にしていただければと思います.
LaTeXのエディタにAtomをお勧めする理由は,端的に言ってしまうと,
「AtomをLaTeX専用のエディタにすることによって快適になる」からです.
ポイントを絞って解説します.
まず,Atomの大きな問題点として,「動作が重い」
ことがよく挙げられますが,これは主に2つ原因があります.
①他のたくさんの言語のパッケージを入れているから.
②そもそも「pdf-view」というパッケージ自体がかなり重い.
今回は①のみ解決策を説明します.②は次回で,,,,
①に関して,この解決策は単にLaTeXに関係のあるパッケージのみに絞れば良いのです.
私がAtom内に入れているパッケージ(Community Package)は以下になっています.
・document-outline:sectionやsubsectionの一覧が表示され,その場所にジャンプできる
・language-latex:Atom内のLaTeXコードのシンタックスハイライトを行う
・latex:Atom内のLaTeXコードのコンパイルする
★latexer:自動補完
はい,これだけしか入れていません.
また,Core Packageについては,使わないものは全てDisableにして,
Atomの動きを軽くしています.
これが結構ありまして(例えば使わない言語の「language-〇〇」など),
こちらもググれば出てくると思います.
また,これ以上Community Packageを絞ると,
正直他のエディタと差がつかないので,
上記のパッケージはインストールをおススメします.
このパッケージの中でも特に重要なのが「latexer」なのですが,
この話から次回に回したいと思います.
とにかく,Atom内を断捨離することが重要なのです.