■関節リウマチの症状
関節リウマチでは、関節が腫れて痛んだり、朝に手が動かしにくい、握りにくいといった、こわばりが起きます。また体で炎症が起こるため、微熱、体重減少、疲れやすくなることもあり、ひどくなると肺や腎臓に合併症をきたすこともあります。ただし関節は怪我でも一時的に腫れるものなので、関節リウマチの診断基準には「関節の腫れが6週間以上続くこと」というものが入っています。
■関節が痛いと関節リウマチなの?
関節リウマチになると関節が痛くなりますが、関節が痛い人が全員、関節リウマチというわけではありません。関節リウマチの診断で大切なことは、最低1つの関節に腫れがあることです。ですので、たとえ全身の関節が痛くても、ひとつも関節が腫れていなければ関節リウマチではありません。
■関節が腫れているかはどう判断するの?
怪我をした覚えもないのに、つき指みたいに指が腫れている場合は、関節が腫れていると考えてよいでしょう。そうした症状があり気になるようであれば、リウマチ科を掲げている整形外科や内科を受診してみてください。