社会人になる時、結婚や出産でキャリアと収入が絶たれることが何よりも不安だったので、私にとって会社を選ぶ条件は、何よりも女性が働き続けられることでした。したがって、自分が本当にやりたい仕事は何か?ということを全く真剣に考えておらず、さらに終身雇用が当たり前の時代でしたので、何の疑問もなく目の前の仕事に取り組む毎日でした。今振り返ると、自分のやりたいことやキャリア形成について、少し立ち止まって考える時間を持つべきだったかも、と思いますが、自分の働きが何かしら社会の役に立てていること自体で、充実の毎日でした。