「年間売上1000万を越えると消費税を払わないといけない」
しばしば言われる言葉ですが、より詳しくまとめました。
1.事業者には2つある
課税事業者(←消費税を払わないといけない事業者
非課税事業者
2.課税事業者として扱われる条件
その年、自身が非課税事業者
年間売上が税込み1000万円以上の場合、2年後に課税事業者となる。1000万円未満の場合、2年後は非課税事業者となる。
その年、自身が課税事業者
年間売上が税込み1100万円以上の場合、2年後に課税事業者となる。1100万円未満の場合、2年後は非課税事業者となる。
例)
1.2022年度(2022/1~12)、自身は非課税事業者だとして、
その年、1000万円未満に売上を抑たので、2年後(2024年度)は、非課税事業者として確定申告する(=2024年度の確定申告時に、消費税を払わなくて良い)
2.2023年度(2023/1~12)、自身は非課税事業者だとして、
その年、1000万円以上売上げたので、2年後(2025年度)は、課税事業者として確定申告する(=2025年度の確定申告時に、消費税を払う)
3.2024年度(2024/1~12)は、上記「1」にて、非課税事業者なので、確定申告時は消費税は払わなくて良い。
その年、1100万円未満に売上を抑たので、2年後(2026年度)は、非課税事業者として確定申告する(=2026年度の確定申告時に、消費税を払わなくて良い)
以下都度都度の状況に準ずる。