「ささいなことにも、お金にシビアになる」ことが大事です。
たとえば、次のような日常はどれもささいなことです。
電車代に150円、お金を払う
食事に600円、お金を払う
小さな金額です。
小さな金額ですから、あまり深く考えず、何気なくお金を使ってしまいます。
「このくらいいいか」と思って、軽い気持ちでお金を使ってしまいますと、
いつの間にかお金が消えているのです。
100万円もする車を買うときには、機能や性能を見比べて、金額も細かくチェックします。
車の乗り心地、ハンドルの握り具合だけでなく、購入した後のことまで、真剣になって考えます。
このように大金のときには、真剣に考えるのに、小さなお金になると、何気なく使ってるのが人間です。
この「何気なく」というのが、気づかないうちに、お金を減らしていることになります。
お金を使うときには、何気なく使うのではなく、しっかり「損得の計算」をして考えるのです。
大きな買い物だけでなく、小さな買い物も同様です。
「これだけのお金を使えば、どのくらいのお金が入ってくるか」です。
「これだけお金を使って、どれだけお金を稼ぐことができるか」と考えます。
「電車代に150円使っても、その電車代で、将来どのくらいお金を稼ぐことができるのか。プラスになるか」と考えます。
細かいのは、わかります。
こういう人がしゅうとめなら、面倒です。
しかし、お金は必ずたまります。
出ていくお金より、入ってくるお金のほうが多ければ、絶対にお金持ちになるのです。