本紹介⓶
『教養としてのプログラミング的思考』⓶
著-草野俊彦
出版-SBクリエイティブ
本日は、本紹介2回目ということで、前回と同じく「教養としてのプログラミング的思考」
の内容を一部抜粋して日常に役立つような情報を紹介していきたいと思います~♪
今回取り上げるテーマとしては「正解のない問題」をプログラミング的視点で解決していきたいと思います。
本では、以下のように買い物を例題として話が展開されています。
まず、買い物時の心理について「必要性」「価値が妥当か」を主な購入判断としているとします。例えばスーパーに買い物に行くとき、あらかじめ必要なものを列挙してから行くと思いますが、列挙したものに関しては、必要性に関してはクリアしているので、価値の判断だけ行えばよいということになります。
しかし、実際に買い物に行くと条件が足りないことに気が付きます。なぜなら、各商品は必ずしも1社のみ販売しているとは限らないからです。
牛乳一つとってみても、複数社から出されていることは想像がつきやすいと思います。
ですので、上記2つの条件に加えて、何を優先して商品選定をするのかという条件を加味する必要があります。これが前回1回目でもお話しした、詳細な事項まで検討すると繋がってくると思います。
次に、購入する気がなかったものの検討についてお話しします。
例えば、スーバーに必要なものを買いに行った際に、タイムセールをやっていて、あなたはそのポップに惹かれて、つい買ってしまう事もあるかと思います。
その場合は、上記で上げた「必要性」の判断も必要となってきます。必要性とは、
今その商品が自分にとってどのくらい必要かというのを数値化できれば判断できそうです。
「以前から必要だとは思っていたけれど、忘れていて、商品を見て思い出した」などであれば、必要性は十分であり、「価値が妥当か」の判断へ移れると思いますが、そうでない場合は、必要性の判断を行わなければ無駄遣いとなってしまう可能性が高くなります。
本ではこの点については深堀されていないため、私が一つのバロメータについて提案していきたいと思います。まず必要性が高いというのは今後使用する可能性が高いことを上げられると思います。使用する機会が少ないのであれば(使用することで価値を発揮するものであれば)必要性は低いと考えられます。
ですので、購入後の使用頻度を推測することができれば、必要性の論拠として成立しそうです。あくまで一例ですが、以上のような購入根拠を提示できるようになれば(無駄遣いの言い訳とも捉えることはできますが。。)無駄遣いを減らし、納得のいく買い物ができるようになると思います。
今回は、無駄遣いのない買い物ということ視点で提案させていただきましたが、買い物自体を楽しむ、装飾品を買うなど買い物にはいろんな目的が存在しますので、その目的に合った視点でもご自身でプログラミングして今後のお買い物に、ぜひ活かしてみていってくださいね!