一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 自分の頭で考える

最近、生徒を指導していて「う~ん…」と思うことがありました。

同じように間違える小学生

それは、小学生にある問題を解かせていた時のことです。

同じ問題で、「同じように」間違えていたのです。

「なぜ、このような間違えをするのだろう?」

と最初のうちは思ったのですが、

生徒に聞くと、その理由がわかりました。

「例題の通りにやったら、間違えました」

とのこと。

確かに、生徒の解き方を見てみると、

例題のやり方を「そのまま」真似していました。

自分の頭で考えられない

問題によって「何が聞かれているのか?」を

自分の頭で考えられない。

何となく「パターン」で解こうとする。

そうした生徒の様子を見ていると、暗澹とした気分になります。

「このままだと、大人になってから

『自分で考えられない』人間になってしまう」

そうした危機感を覚えています。

今の子どもたちは「教えられすぎている」という気がします。

小さい頃から何でもかんでも与えすぎてしまうと

「自分で判断する」ということができなくなってしまう。

そうならないためにも、自分はできるだけ

「教えすぎない」ことを意識しています。

小さいうちに「自分で考える」クセをつけておく。

回り道かもしれませんが、その方が大人になった時に

自分で判断できる様になると思います。

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猿田 典明

長野県安曇野市で学習塾をしております。主に小中学生を指導しています。

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