一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

「責任は私が取る」とリーダー・PMの立場の人がメンバーを説得する時、

「責任って具体的にどういう事か教えてください」と聞き返すメンバーを

僕は見たことがありません。

 

↑の質問に対し、

「お客に怒らる事だ」的な回答をする人は絶対に信用してはいけません。

 

担当クライアントには「責任は私にあります。申し訳ありません」と、

メンバーたちに見える形で謝りつつも、裏では、

 

「俺はPM(リーダー)だから、細かい実装の詳細は分からない。

だから実装したエンジニアのせい」

「俺はPM(リーダー)だから、細かいテストケースの網羅性までは分からない。

だからテストしたテスターのせい」

と、PM(リーダー)の事を評価する上長(マネージャー職)に報告し、責任回避をします。

 

 

僕の思う「責任」は、

・要件通りのものを、期限内に、予算黒字で、バグゼロでリリースする。

です。

僕のことを棚に上げるつもりもないですが、

↑のようなことを即答で回答してくれるリーダー・PMのことは信用すべきです。

↑のようなことを即答できるリーダー・PMの元で働けば、メンバーの方々は

「責任ってどういうことだろう?」と悩むこと無く、自ずと、

「ああ、責任っていうのは、

要件通りのものを、期限内に、予算黒字で、バグゼロでリリースする事だ。」

と気づけるようになります。

 

そして、「責任」の意味を自分で気づき、腹落ち&理解できた人は、

役割がどう変わろうとも必ずプロジェクト内で結果を出せる人になります。

 

 

長々と僕個人の意見として書きましたが、

皆さんの思う「責任」とはどういうことか、

時間のある時に考えてみるのはいかがでしょうか。

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河内 真吾

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