寒冷地や積雪地帯はもちろんですが、スキーレジャーなどに行く際にも大活躍するスタッドレスタイヤ。スタッドレスタイヤに履き替えた際の空気圧はどうしたらいいのでしょうか。スタッドレスタイヤの空気圧は少し低めがいいと言われることがありました。
空気圧が下がるとタイヤの転がり抵抗が増えます。摩擦力が増えるという意味で、すべりやすい積雪路では空気圧を低めにしたほうがグリップ力が上がる、という考え方です。ぬかるみや雪でのスタック時に、一時的に空気圧を下げて、スタックを脱出するという方法はありますが、空気圧が低いままで走行することは、多くの危険を伴います。
スタッドレスタイヤの空気圧も、クルマごとに指定された適正空気圧に調整することが、最もスタッドレスタイヤの性能を引き出す方法です。雪の地域を走行する際は、新雪、圧雪、凍結路など様々な路面状況になります。いかなる路面状況でも、タイヤの最高の状態で走行するためには、適正空気圧への調整がベストです。
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