前回に続き、推敲に関するお話です。
前回、日常的な言葉の語彙が大事だと述べましたが、今回は、具体例を取り上げたいと思います。
志望理由書を書く際に、「○○先生のお話に感動し」という表現を「○○先生のお話に感銘を受け」という表現にするだけで、与える印象が変わります。
また、副詞を正しく効果的に使用するのも、志望理由書や小論文では必須のテクニックと言えます。特に、「とても」「かなり」などの程度の副詞については、使い過ぎると、読み手に鬱陶しい印象を与える恐れがあります。それだけでなく、どこが重要か分からなくなってしまう恐れもあります。