一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは。
フリーランス(個人事業主)のSEとして活動をしている石井と申します。
私は2013年春にIT会社に就職してから7年ほど、それ以降のほとんどの期間のエンジニアとして就労、活動をしています。
キャリアのなかで正社員として働いた期間は5年半ほどになりますが、それ以外のアルバイトで生計を立てたり、
派遣社員として取引先の企業に出向して勤務したこともあります。

最近、フリーランスとして独立、個人事業主として勤務するという働き方がネット上を中心に関心を持たれている方が増加しているように感じています。
私自身も知人から個人事業主・フリーランスという働き方もあるということを薦められて今に至っています。
そこで、正社員の働き方と、フリーランスとしての働き方について、それぞれのメリットとデメリットを見てみたいと思います(個人の感想の部分もあるので、あしからず)。

◆正社員としての働きかた
・若い人であれば、ポテンシャル採用という形で経験が浅くても企業の一員として
働き口にありつけることができる。
・有給休暇、社会保険、福利厚生などが充実しているほか、融資を受けることが(他の就労形態に比べて)容易である。
・(よほどのことが無い限りは)急に契約を解除される、解雇されるなどの問題は起こりにくい。
・正社員として責任を持たされるケース多く責任ある立場・上司からのプレッシャーが大きい。
・労働環境や住居や会社の指示に委ねられるケースが多い。

◆フリーランスとしての働きかた
・会社員等での就労経験が経歴として必要となる(経験が浅いと高い収入が見込めない)。
・そこから安定的な契約を得るためには取引先への理解(要は、本人の職場環境での努力)が必要となる。
・契約形態によっては労働裁量を自分で決めることができる。
・企業からの収入は「人件費⇒給与」ではなく「報酬(契約金)」となるため収入が上昇するケースが多い。
・時間幅で決められている場合、まとまった休みが取得しづらい。
・責任あるポジションは任されにくいが、それゆえに職場の中で疎外感を感じるケースが多い。
・社会保険や福利厚生は自分で準備する必要がある。

フリーランスを検討されている方の中で、参考にしていただけたら幸いです。

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Ishii Takeyuki(いしいたけゆき)

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