一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは、永田です。

前回の投稿から2ヶ月が経ってしまいました。現在のプロジェクトが日に日に厳しい状態になっています。計画通りに作業を進めることができず、想定以上の障害が発生しその対応に追われ、それを解消するために残業し休日作業して遅れを取り戻そうと頑張っています。しかし、それが短期間のことであればよいのですが、すでに3ヶ月が経っています。精神的に不調となりプロジェクトを離任された方、体調が不良となり長期に渡ってお休みされている方、さらに厳しい状況に陥っているように思われます。今後もその予備軍となる人が多数いると思われ、私もその一人だと思います。そのサインはあちこちに見えており、ただそれを受け止めて改善に向かう動きがプロジェクトのどこにも誰もいないので、早くそれに対して動きがあることを希望します。

今回の投稿ですが、「現場の雰囲気」がコロナ禍を通して大きく変わったな、と感じたのでそれについてお話ししたいと思います。まず、在宅勤務が完全に定着したことで顔を合わせることがとても少なくなったこと、そして現在のプロジェクトが移転したことによりフリーアドレスの座席自由となったことで、毎日作業する場所や周りの人が日々変わるようになったことがあるかと思います。働き方に自由度が増えたので働きやすくなったと思いきや、意外と決まった席と決まった周りのメンバーのほうが落ち着くと思う人が意外にも多いというこああとも分かりました。そういう人は、毎日朝早く同じ席に座り、自然とその人の周りに同じチームの仲間が集まりその雰囲気を作っています。そのような動きが見えると、他の方もその席を遠慮するようになり、その状況に拍車がかかるように思われます。皆さん、自分の働きやすさより、周りの人のことを気にかけたり、嫌な気持ちにさせないことを優先させていると思われ、これが日本人なんだなと感じています。私はそうならないように努めており、自分の働きたい席を積極的に選び、毎日周りに座る人が変わることを楽しんでいますが、好きな席というのはある程度決まってくるため、結果として似たような雰囲気になりつつあるな、と思っています。

「現場の雰囲気」で大きく変わったこととすれば、web会議が当たり前になったことかと思います。今までは時間に合わせて会議室へ移動し会議を行ってきました。会議の数が多くなると、会議室不足の問題が出て思ったように話し合いを進めることができないこともありました。しかし、web会議は会議室の問題を完全になくし、人と人の都合が合う限りはいつでも会議を行うことができるようになったことです。それでは、その会議はどこでどのように行っているのかというと、各個人の席で自分のスマホなどを使用してweb会議に参加しています。そうなると現場の雰囲気がどうなるかという話になりますが、自分が話していても、周りからは全然違う会話が聞こえてきてカオスな状態になっています。それぞれイヤホンをしているので、周りの声が邪魔になることはないのですが、その状態をはたから見ると、会話のかみ合わない人たちが思い思いにただ話している変な場所のように見えてとてもおもしろいです。これまでの仕事の現場では、全員が机にひしめき合って座り、話すこともまばらで静かに黙々とパソコンに向かい作業をするのが普通だったので、コロナ禍で急にその現場の雰囲気が変わったので、まだその違和感化から抜け出せていないな、と感じている今日この頃です。

最近入社した方はおそらくこれが普通なのだと思っていることかと思います。そんな変化に立ち会えたのもいい経験だなと思いました。

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永田 裕之

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