日本は、テレワークの仕事の能率が世界最下位
総務省が令和3年度に行った調査によると、テレワークを導入している企業の割合は約51.9%と、全体の半数を超えています。多く企業がテレワークでの勤務を進めていますが、オフィスに比べて仕事の能率はアップしたのでしょうか?
ソフトウェアメーカーのアドビが2021年4~5月末までに世界7カ国で実施した、未来の働き方に関するグローバル調査では「オフィス勤務よりテレワークの方が仕事がはかどるか?」という質問に対し、全体の約7割が「そう思う」と回答。一方で日本のみに限定すると、割合は約42.8%と7カ国中最下位でした。また同調査にて「ワークライフバランスは向上したか?」という質問をしたところ、全体の平均は約85.5%・日本のみでは約73%と高い数値をマーク。日本はテレワークによってワークライフバランスは向上したが、オフィスでの勤務に比べて仕事を効率的に進められていないことがわかります。