人は生きているだけで、様々な経験をし、そこから色々な考え方を学び、変容しつづける。
時には、それまでの暮らしや関係性を手放すことに対する恐れから、今の安定を選択しつづけることもある。
それまでの在り方を維持し、守るために、どうすれば良いか考え、工夫をすることで、うまくいくのであれば、
それが望ましいことも多い。
でも、何度それを繰り返しても、思った様にいかず、心の奥深くから、真実味のある声で、「このままでは嫌だ」という
声が聞こえた時、まずは恐れを抱えながらも、その声に耳を傾ける。
そして、変わることに対する恐れよりも、変わらないことへの不安、変わることへの期待が勝っていることに気づいた時は、
勇気をもって、変化への恐れを手放す。
すると、変容への道を進み、本来のその人の在り方へシフトすることができる。
まずは、心の奥深くにある、本当の声を聞く勇気をもつこと。
そこから一歩が始まる。
変容は、人の自然なあり方なのだ。