一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 伸びる生徒の条件

高校入試の結果発表

長野県では、昨日公立高校入試の発表がありました。

「無事に全員合格」という報告ができればよかったのですが、

残念ながら、不合格の生徒がいました。

不合格の生徒を出してしまうと、自分の力の無さを痛感いたします。

今回の悔しい経験を、今後に活かしたいと思います。

伸びる生徒の共通点

今回、生徒の結果を聞いて、改めて感じたことがあります。

それは「伸びる生徒には共通点がある」ということです。

「ちょっと厳しいな…」という成績であった子が、

本番直前で一気に伸びる。

このような生徒には、共通している部分があります。

それは「国語の力がある」という点です。

国語ができるとよく伸びる

国語ができる生徒には「読解力」が備わっています。

そのため、自分で文章を読んで理解することができます。

当たり前のことのように感じるかもしれませんが、

国語が苦手な生徒は、これができません。

「書いてある内容が理解できない」あるいは

「書いてある内容を正確に読み取れない」ので、

理解をするのに時間がかかります。

その結果、伸び悩みます。

逆を言えば、国語が得意な生徒は、

自分から「読んで理解しよう」という気持ちがあれば

一気に理解することができるようになる、ということです。

一気に伸びた生徒に共通していたこと

このように「国語が得意」な生徒は、伸びやすい可能性を秘めています。

「ちょっと厳しいな…」と思っていた生徒が、

土壇場で逆転合格したケースをいくつか見てきましたが、

その生徒に共通していたのが「読書」です。

休憩時間には、文庫本を取り出して、ちょこちょこと読んでいました。

こうした生徒を見ると

「この生徒は、今は成績が悪くても、後半伸びるかもしれない」

という気がします。

いかに「読書好き」にさせるか?

塾の講師が言うのは変かもしれませんが、

子供の成績を上げるには、下手に塾に通わせるよりも

いかに「読書好き」にするか。

こちらの方が、効果的だと思っています。

特に小さいお子様がいらっしゃるご家庭の方は

ぜひお子様に読書をすすめるようにして下さい。

小さい頃からの読書習慣が、土壇場で威力を発揮すると思います。

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猿田 典明

長野県安曇野市で学習塾をしております。主に小中学生を指導しています。

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