現在、私はAzure Batch上で実行するバッチアプリケーションの詳細設計を行っております。
今回はAzure Batchについてご紹介いたします。
Azure Batchは、一時的に大量の処理を並列実行したい場合に利用するサービスです。
様々な要素で構成されているサービスであり、その関連性はざっくりと下記のとおりです。
<バッチアカウント>
・他の構成要素(ノード、プール、ジョブ、タスク)を内包するエンティティ。
・Azure Batchで利用するファイルの入出力にはAzure Storageを利用するため、ストレージアカウントに関連付けられる。
<ノード>
・タスクを実行する仮想マシン。
<プール>
・ノードの集合であり、各ノードを制御する。
<ジョブ>
・タスクの集合であり、各タスクの実行を制御する。
<タスク>
・バッチ実行の最小単位で処理を担う。
今回の仕事では、上記のタスク部分で実行するバッチアプリケーションを作成しています。
また、各タスクの実行順序等を柔軟に制御するために、ジョブやタスクを作成する制御用のバッチアプリケーションも作成しております。
今回は以上です。