一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 体も心も健康になる入浴のススメ

皆様、毎日お風呂に浸かっていますか?

お一人暮らしだったり、お湯がもったいないと感じる方、
そして気温も暖かくなり入浴はシャワーで済ませてしまう方も多いかと思います。
ですがユラギでは、できるだけ毎日湯船に浸かる習慣をつけていただくことをお勧めします。

入浴は汚れを落とすという意味もありますが、湯船に浸かることによって
それ以上にたくさんの美容・健康に関するメリットが得られるのです。

入浴することで、こんなに良いことがあります。

①将来、要介護になるリスクが29%も減る
②代謝の促進(血液の流れを良くし、酸素・栄養を体に行き渡らせ、
老廃物を回収する働きがスムーズに!神経の過敏を抑え、腰や膝などの慢性痛を抑制!)
③高血圧を下げる
④睡眠の質の向上
⑤むくみ改善効果
⑥主観的幸福感がアップ

大まかにではありますが、こんなにもメリットがあります。
しかし入浴するにも入り方によってはかえって健康を害してしまうリスクも懸念されます。

ダメな入浴方法としてあるのは、
①長湯する
②熱すぎる湯に浸かる(42度以上は避けましょう!)
③複数回入浴する
結構やってしまう方も多そうですので、ご注意下さい。

上記の何が良くないかと言うと、実はこのような入浴することで
お風呂で熱中症・熱射病・熱疲労の状態に落ちいる危険性があるのです。
お風呂で熱中症なんて、イメージしにくいと思いますが、
「気温40度」よりも「湯温40度」の方が急速に体温を上げ、
さらに放熱できずに熱を溜め込んでしまうのですね。

ちなみに
テレビなどで報道されるように「ヒートショック(メディアの造語とのこと)」
いわゆる急激な温度変化が血圧の乱高下を招き、心筋梗塞や脳卒中を起こす…、

そんな症状の方は救急医療の現場では滅多に見られないそうです。

お勧めの正しい入浴方法は、
①湯温は38〜40度
②入浴時間は10分程度
③全身浴
④炭酸系の入浴剤を使用
⑤入浴前後の水分補給(アルコール・カフェイン入りの飲み物は脱水を促すため避けましょう)

以上をふまえ、湯船に浸かる習慣をつけてみてはいかがですか?

また、美容を気にされる方はぜひ、入浴後10分以内の保湿ケアを意識してみて下さい。
入浴直後は肌の水分量が入浴前よりアップしている状態なので、
まさにお肌のゴールデンタイムです!
30分以上過ぎてしまうと水分量が減ってしまうため、なるべく早めのスキンケアを心がけましょう。

世界的に見ても湯をためて入浴する習慣がある日本は非常に珍しく、
お風呂好きの文化は豊富な水資源と温泉がある恵まれた環境の賜物ですね。
有り難く存分に活用して、健康も美容も深めていきましょう。

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小島 礼香

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