みなさんこんにちは。春木です。
先日Windows 7のサポートが終了しましたね。
今回は私がWindows 10を使い始めてから便利だと思った機能を紹介します。
その一つがクリップボードの履歴を保持する機能です。
資料やメールの作成、設計書執筆、プログラミングなどなど、様々な作業でコピー&ペーストを利用しているかと思います。
その中で、まだペーストしていないのに別の文章をコピーしてしまいペーストできなかった、また元の資料を開いてコピーしてこなければ…
なんて経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
この機能を利用すれば、別の文章をコピーしても、一つ前にコピーした文章が履歴に保持されているため再度コピー元を探す必要がなくなります。
また、文章Aをコピペ⇒文章Bをコピペ⇒文章Aを再度コピペ というような場面でも、文章Bの後にもう一度文章Aをコピーしなおす必要がなくなります。
他にも、キャプチャした画像なども履歴に保持されるため、複数枚まとめてキャプチャしてから一気に貼り付けるということも可能になります。
では使い方を見ていきましょう。
まず、この機能を利用するには設定が必要です。
①デスクトップのWindowsアイコンをクリック
②設定(歯車アイコン)をクリック
③Windows の設定」画面が開いたら「システム」をクリック
④左のメニューから「クリップボード」をクリック
⑤「クリップボードの履歴」をオンにする
以上で設定は完了です。
設定が完了したらさっそく使ってみましょう。
クリップボードは「Windowsキー+Vキー」で開くことができます。
履歴の中から文章や画像を選択すると貼り付けることができます。
履歴の保持件数は50件までで、それを超えると古いものから消えていきますが、
消したくない履歴がある場合はピン止めしておくと削除されずに残すことができます。
また、履歴はPCをシャットダウンするとクリアされますが、ピン留めした履歴は保持されます。
他にもデバイス間でクリップボードの履歴を共有する機能もあります。
(私は利用したことがないですが…)
以上、クリップボードの履歴を保持する機能の紹介でした。
OSの標準機能にこういった便利機能があるのはうれしいですね。
知らなかったという方は一度使ってみてはいかがでしょうか。