今回はSNMPについて勉強します。
SNMPとはSimple Network Management Protocolの略です。
ルータ、スイッチ、サーバなどTCP/IPネットワークに接続された通信機器に対して、ネットワーク経由で監視、制御するためのアプリケーション層プロトコルです。
SNMPを利用することにより、導入したネットワーク機器を監視することができるため、ネットワークに障害が発生した場合にどの機器で障害が発生したのかをすぐに突き止められるなど、迅速な障害復旧に役立つそうです。
SNMPは、管理する側のSNMPマネージャ、管理される側のSNMPエージェントの2つにより構成される。
SNMPv1、SNMPv2c、SNMPv3のバージョンがあり、SNMPv3ではセキュリティ機能が強化されています。
SNMPマネージャ→SNMPエージェントに対する情報の要求や監視などを行う
SNMPエージェント→SNMPマネージャからの要求への応答、状態変化時の通知を行う
SNMPマネージャはwindowsサーバ、Linuxサーバなど
SNMPエージェントはルータ、スイッチ、サーバなど
SNMPマネージャとSNMPエージェントの応答については、ポーリングとトラップがあるようです。
ポーリング→SNMPマネージャから、エージェントにリクエストを送信して、情報を取得する。
ドラップ→SNMPエージェントからマネージャに突発的なエラーに関する情報を通知する。
SNMPマネージャからSNMPエージェントに問い合わせられる内容は、CPU使用率、メモリ使用率
インターフェースのリンクアップ、ダウン状態、トラフィック量、MTUやSpeed/duplexの状態も確認可能だそうです。