今回はウォーターフォール型のプロジェクトにおいての仕様凍結の重要性について、話したいと思います。
通常プロジェクトの設計段階において、仕様を確定させることを仕様凍結といいます。
仕様凍結後は、もし仕様に変更や誤りがあった場合、追加費用や期間をいただくか、別プロジェクトで対応することとなります。
これは非常に重要なことです。
現在私が参画しているプロジェクトでは、仕様凍結がなされておりません。
その結果何が起きているかというと、開発期間も終わりに差し掛かっているのに、顧客からの仕様変更が届きます。
当然その仕様変更を行うのには、開発期間を延ばしていただかない限り、無理な残業や唐突な人員追加で対応となります。
無理な残業は言わずもがな、開発終盤での使用を把握していない人員追加も、開発メンバーの手間を費やすこととなります。
昨今はましになってきましたが、残念ながら上記のようなプロジェクトは未だに結構あります。
こういった力任せなプロジェクト管理ではなく、真にプロジェクト管理を行ってくれる人材が増えるといいなと思います。