一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

こんにちは。
私はフリーランスでソフトウェアエンジニアとして、バックエンドやインフラ面からアプリ構築を支援したりしています。

今回はWEB開発における
sessionとcookieの関係についてざっくりと書きます。

◇セッションとは
セッションとは、サーバーとクライアント(通常はウェブブラウザ)の間で状態を保持する仕組みです。
セッションは一時的なデータストレージであり、ユーザーがウェブサイトにアクセスしている間、特定の情報を保持します。
一意の識別子(セッションIDなど)によって識別され、サーバー側にデータを格納し、通常、ウェブサーバーのメモリやデータベースに保存されます。

◇クッキーとは
クッキーは、ユーザーのブラウザに保存される小さなテキストファイルです。
ウェブサーバーは、ユーザーに対してクッキーを送信し、ブラウザはそれを保持します。
クッキーには情報が格納されており、ウェブサイトが同じユーザーに対して識別情報や設定を保持するのに使用されます。
クッキーはセッションの一部としても使用され、セッションIDなどの識別子がクッキーに保存されることがあります。

セッションとクッキーの関係は、セッションIDをクッキーに保存することによって確立されます。
ウェブサーバーは、ユーザーに対して一意のセッションIDを割り当て、そのIDをクッキーに保存してブラウザに送信します。
その後、ユーザーがウェブサイト上でリクエストを行うたびに、ブラウザはクッキーをサーバーに送信し、セッションIDを使用して対応するセッションを識別します。
これにより、ウェブサイトはユーザーの情報を保持し、セッションを維持することができます。

要約すると、セッションはサーバー側で状態を管理し、クッキーはブラウザ側で情報を保持します。
クッキーはセッションIDなどの識別子を保存し、セッションの確立と維持に役立ちます。

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中川 豪

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