一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

  • 時間管理術「ポモドーロ・テクニック」は個人でカスタマイズが必要

突然ですが皆さん、「ポモドーロ・テクニック」というものをご存知でしょうか?

 

簡単に言うと時間管理術の一つです、

「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取ります。これを繰り返します。

 

人は、何時間も同じ作業をやってると効率が悪くなるため、このように短い時間で区切ることで、集中して物事に取り組むことができるようにしよう、という考え方ですね。

 

コロナ禍で在宅ワークが始まって早3年、誘惑の多い自宅で作業効率を上げるために何かいい方法はないかと模索している時に知ったため、実際に半年ほど「ポモドーロ・テクニック」を実践してみました。

 

1.ポモドーロ・テクニックを活用するアプリ

まず初めに、アプリを探しました。

現在では様々なアプリが出ているため、何か実践する時はそれに関するアプリが無いか調べてみるといいですよね。

 

私はiPhoneを使っていて、かつApple Watch利用者でもあるため、仕事中に携帯を見る機会を減らせるようApple Watchで使えるポモドーロのアプリがないか調べました。

 

調べると、スマホアプリはあるけどApple Watchには無かったり、Apple Watchにもあるけど月額290円取られたり買い切り900円するなどかなり値を張るものが多かったです。

その中でも、Apple Watchでも使えて無料の条件を満たしたアプリが1つだけあったので使ってみました。

その名も「Flat Tomato」

 

英語版しかないのでちょっととっつき難いですが、無料なので興味ある方は調べてみて下さい。

 

2.実際に使ってみた感想

上記アプリを用いて半年ほど、仕事で実践してみました。

その結果、合わない・・

理由は2つ。

①スロースターターな私にとって、やっとノッてきたタイミングで25分が経過して休憩を強要される

②5分の休憩が短過ぎて休めた気にならない、結局5分以上休んでしまうことが多々ある

 

「良いって聞くし、慣れてないだけに違いない!自分を変化させて合わせていこう!」と思い食らいついてやり続けてみましたが、半年経っても馴染めず、むしろ生産性が悪くなっていました。

 

他人が良いといっても、自分に合ってなくて無理に合わせようとしてもダメなんだなーと勉強になりました。

 

とはいえ全く無駄だったわけではなく、今は「50分の作業+10分の休憩」を1ポモドーロのサイクルとしてやってみています。

中学の時がこれくらいの時間の割合で、これが私にとっては一番しっくりきました。

自分に馴染んでないものは、どんどんカスタマイズしていくことも大事だという学びにもなりました。

 

もしポモドーロ・テクニックに興味ある方や過去にやってみて挫折した方は、

25分+5分という固定概念に囚われず、自分にとってベストな時間割を探ってみると良いと思います。

 

 

以上

 

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