一般社団法人 全国個人事業主支援協会

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  • 【エンジニア向け】案件参画時にやるべき・意識すべきこと4選

初めまして。システムエンジニアの福冨です。

エンジニア歴は当記事作成時点で8年、まだまだ若輩者ですが日々邁進しております。
また2歳の娘を育てている状況下でもあるので、そういった家庭事情と仕事の両立方法やノウハウ、マインドといったところも今後お伝えしていければと思っています。

今回は初投稿ということもありますので、初歩的なところである「案件参画時」に意識することをまとめてみました。
ベテランエンジニアにとっては当たり前の話かと思いますが、エンジニアなり立ての方の参考になれば幸いです。

早速ですが、案件参画時にやるべき、意識すべき事項は以下の通りです。

 

1.案件の体制を理解する

2.自分の立ち位置を理解する

3.案件の目的、現状を理解する

4.分野ごとの問い合わせ先を決める

 

ひとつずつ解説していきます。

1.案件の体制を理解する

個人的最重要です。

どんな案件も必ず複数の人や会社が携わり進んでいます。
誰が統括で、その下にどんなチームがあり、それぞれのリーダーは誰か。
このあたりの理解が早く済めば済むほど、円滑に案件に馴染むことができます。
また、このあと解説する別項についてもこの理解が必要になってきます。

もし存在するのでしたら、体制図を真っ先に貰うといいですね。
かかわる人を名簿がてら眺めることができるので、コミュニケーションにも役立ちます。

エンジニアは案件単位ですが、一般的には入社時に意識するようなことですね。
つまりはどのような場面でも活きてくる意識かと思います。

2.自分の立ち位置を理解する

案件の体制理解と同じようなものですが、分けて解説します。

自分はどこのチーム所属で、何を作っていくのか。
このあたりを理解するだけで、自分の役割を把握することができます。
大きい案件だったとしても、どこにフォーカスすべきかが分かりますので、予習範囲も絞り込めます。
そしてこちらもこのあと解説する別項にて役立ってくる意識となります。

3.案件の目的、現状を理解する

周囲と自分の状況が分かったところで、向かうべきゴールと残タスクを整理します。
これは実際の作業を始めるときのスタートダッシュに影響します。
システム全体図、俯瞰図といったものがあれば貰いにいきましょう。

案件について何もわからなくても「じゃあこれ作って」と指示されることが多いかと思いますが、その着手した作業を何のためにやるのか分からないと、指示待ち人間のままです。
エンジニア、それも後ろ盾のないフリーランスだとなおさら第一印象が大事になってきますので、契約継続のためにも、
「この作業の次はこれをやるべきですよね?」といった提案をして、常に積極性と主体性をアピールしていけるとベストです。

4.分野ごとの問い合わせ先を決める

これは今後の作業において非常に重要な意識です。

システムの仕様というものは当たり前ですがググって出てくるものではないので、必然的に誰かに問い合わせる必要が出てきます。
また、慣れ親しんだ開発作業だとしてもお作法やディレクトリ構成、環境面は不明点も出てきがちなので、
誰かに聞く場面が出てくるかと思います。

それら不明点の分野ごとに、誰に聞くべきかをはっきりさせておくのが重要です。
開発に携わっていないマネージャーに技術的な質問をしても有益な答えは返ってこないし、聞く側、聞かれる側双方時間の無駄ですからね…。

また、誰に何を聞くべきかが分かっていれば精神的にも安心できます。
聞かないまま独断で進めるのは不安もありますし、リスクも高いです。
危ない橋を渡る前に、入念な準備をしていきましょう。

 

案件参画時にやるべき・意識すべきことは以上となります。
まとめると、とにかく地盤を固めろ、ということになりますね。
自分のためにも、また案件でかかわる周囲の人のためにも、一刻も早いキャッチアップを目指していきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。

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