一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

皆様、こんにちは。
私は普段サッカーチームでアスレティックトレーナーとして仕事をしています。

今回は仕事に関連して体の事についてお話ししたいと思います。
普段皆さんは呼吸について意識したりする事はありますでしょうか?
一般の方は、なかなか無意識に行っている呼吸を意識する事は少ないかと思います。
アスリートの方は、昨今も、呼吸についての本が出されているように、自分のエクササイズの中に取り入れている方もいらっしゃるのではないかと思います。

そこで、普段よく耳にすることもある横隔膜についてお話ししたいと思います。

横隔膜は、胸骨、肋骨、脊椎からなるかご型の骨組みの底面に付着していて、ドーム状の薄い筋肉でできた膜で、胸腔と腹部とを仕切っている筋肉です。

腹式呼吸の約70%は、横隔膜が担っています。
※残り30%は肋骨が担っている

横隔膜は、随意筋といって、自分の意思によって動かすことができる筋肉です。
一方で、私たちが睡眠中など無意識の状態でも呼吸は止まることはありません。
これは、横隔膜が随意筋でありながら、自律神経にも支配されている例外的な筋肉であるからです!!

私たちは、普段は自律神経に支配されて無意識に呼吸をしていますが、
横隔膜は意識的に動かすことも出来る珍しい筋肉なんです。
つまり、呼吸は自律神経を意識的にコントロールできる唯一の方法なんです!!

腹式呼吸を意識的にすることで、リラクゼーション効果を得ることも可能です。
呼吸は最も身近で簡便な健康法だと言えますね。

横隔膜を使う腹式呼吸のメリット

・血液の酸素濃度がアップして、全身の細胞が活性化します。
・自律神経のバランスを整えます(息を長く吐くことで副交感神経を刺激し、リラックス効果があります)。

是非、皆さんも体を事を理解して、意識的に呼気してみては如何でしょうか?
自律神経が整い、少し気分を明るくなるかもしれませんよ。

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関 智久

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