一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

夏から秋への季節の変わり目であるこの時期、「秋口」は「ぎっくり腰」のピーク時期の一つです。
当院にもお問い合わせや、実際にぎっくり腰なられた方の来院が増えております。
そして恥ずかしながら私も・・・9月末にやってしまいました(汗)
幸い、とても軽かったので生活や仕事への差し支えはほぼありませんでしたが。。。

さて、その「ぎっくり腰」ですが、偶然になるものではないのをご存知ですか??

痛めた瞬間は「え?なんで?」と偶然のように思えるのですが、その裏にはちゃんと原因があります。

それは冷えや疲労の蓄積であることが多いです。
そして体が猫背のように曲がっていて、体全体にうまく力が入っていない時、つまり支えが利いていない時に、くしゃみをしたり、顔を洗おうと身体を屈めたり、遠くの物を取ろうと身体を伸ばしたりなどの他愛もない動作で「ギクッ」となります。

今回の私も、朝歯磨きをしている時でした。寝不足が続いて疲労が溜まっていて、そのため自分でも気づいていましたが力が抜けていて体が丸まっている時でした。
「こんな時、咳やくしゃみをすると危ないんだよなぁ」と思っていたら案の定、咳払いが出て、痛みが出た瞬間「あ、やっぱりな」と思いました。
実はその時「咳払いが出る!」というのには気づいたのですが、気づいてから出るまでおそらく1秒程度、その時間では姿勢を真っ直ぐに戻せなかったんですね。

は、さておき、ぎっくり腰を予防するにはどうすればいいか。
それは普段からしっかり体を休めて疲労を溜めないようにする。体を冷えから守る。などをしておくことです。
しっかり睡眠・休養を取っていただいたり、軽い運動や体のケアなどを定期的に行うことで予防できます。

「忙しくてそんな時間は・・・」という方も多いでしょう。
しかし忙しくしていて、ご自分の体を省みるのを忘れててしまうと、体の状態に気づきにくくなりますので、「時間のある時に」にせず、積極的に休養やケアをされることをオススメします。

気候が安定するまではもう少しかかりそうなので、日々、気温や気候の変化に気をつけてお過ごしください。

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