阪神タイガース、優勝！

阪神タイガースが、１８年ぶりのリーグ優勝を果たしました。

根っからの「虎党」であった自分も、

最近は地元のＪリーグチーム（松本山雅）の応援に忙しく、

ほとんどプロ野球を見なくなりました。

そんな、プロ野球とは縁遠くなった自分でも、

今回の優勝は嬉しく感じられました。

岡田監督の魅力は？

今回の優勝の立役者は、何といっても岡田彰布監督です。

久しぶりの監督復帰。

当初から前評判は高く、その評判通りの結果を出しました。

ただ、個人的には、岡田監督の手腕というか魅力というかが

いまいちよくわからず、

「岡田監督のどこが優れていたのか」

という部分に非常に興味を持っています。

例えば、昨年までセ・リーグを制していたヤクルトを率いている

高津監督であれば、

「年齢が若く、選手の気持ちがわかるので、

選手のやる気を引き出すのがうまい」

という強みがわかりやすく見えます。

ですが、岡田監督の場合は、１２球団の中での最高齢。

今の選手からすれば「おじいちゃん」に当たるくらい

年齢が離れています。

そうすると、高津監督のような「選手に近い」という

特徴があるわけではない。

また、昔の監督でいえば、

星野監督のような「圧倒的なカリスマ」があるようには見えないし、

野村監督のような「頭を使った野球」というようなものも見えない。

いったい、今回の岡田監督は、何が優れていたのかな、

ということを思います。

謙虚に学ぶ

で、色々な記事を見て思ったのが、

岡田監督は地道に「学ぶ」ことで、

「自分を変えることができた」

という部分が優れていたのかなということです。

人間、歳を取ると、なかなか自分の考えを

変えることができません。

ですが、岡田監督は、前に監督を解任されてから以降、

外から野球を見ながら、色々な監督のいい部分を

積極的に取り入れていった。

そして、自分に足りない部分を少しずつ改善していった。

誰からも気づかれていなかった、

「地道に努力する姿勢」

というものが、今回花開いたのではないか。

そう思っています。

今回の阪神タイガースの優勝を見ると、

「人は、何歳からでも、成長することができる」

そんなことを教えてくれる気がします。