FinalFantasy16のグラフィックス表現について③

COLUMN コラム

みなさん、こんにちは。

今回も、前回に引き続き「ファイナルファンタジー」の新作 16（以下FF16）のグラフィックス表現についてお話していきます。

前回は、使用されているゲームエンジンやライティング技術（PBR）について触れました。

今回は、ゲーム前半で見どころとなるグラフィックス表現について、いくつかピックアップしていきたいと思います（※多少ネタバレになりますのでご注意ください）。

酒場のカウンター。椅子や陶器のテクスチャ解像度が高く、精密に作りこまれている。

木漏れ日。旧世代機では板ポリゴンに光の筋を描いた半透明付きテクスチャを貼り、描画していた。

遠景描画。遠くの木々や山々はLOD(Level Of Detail)により、ポリゴンやテクスチャの精度を落として描画している。

月夜のシーン。(おそらく)PBRによって月の光が正確に表現されている。

天幕。布の張り具合がかなりリアル。

室内が淡い感じに感じられるのは、アンビエントオクルージョンが効いているからのように思える。

いかがでしたでしょうか？

次回以降もファイナルファンタジー16の見どころとなるグラフィックス表現や、PBRについても触れられたらと思います。