最近「文章」「言葉」に関わる出来事が周りで続いた。気づいたことは2つ。
良い言葉に出会うと、心が豊かになる。迷いが晴れるとまではいかなくても、心の支えになる。
もう一つは言葉と食べ物は一緒だということ。
身体は食べたものでつくられる。その人の口から紡ぎ出される言葉は、その人がこれまでに吸収してきた言葉たちからつくられる。
毎年恒例の面接対策の時期がやってきた。
質問の奥にある真の意図をきちんと探り当てて回答できる子と、全くトンチンカンな回答をしていることに、気づきすらしない子。その差は日頃の読書だな…と改めて確信する。当然、家族の話す語彙のレベルも含めた生活環境も影響するだろうが。
子どもたちには、たくさんの良本に出会って欲しい。読書の秋、私も負けずに出会いを求めて書店に向かおう。