今回はクラスタシステムについて調べてみます。
複数のコンピュータが連結され、利用者や他のコンピュータに対して全体で1台のコンピュータであるかのように振舞うシステムをクラスタシステムという。
そのようなシステムを構築することをクラスタリング、クラスタ化という。
他の分散・並列システムとの違いとして、原則として単体でも動作するコンピュータを連携させて一つのシステムを構成する点がある。
クラスタ化されたコンピュータ群はまとめて1台のコンピュータを扱うように管理・運用することができ、1台が障害などで停止してもシステム全体が止まることはなく、処理を続行したまま修理や交換が行える。
複数台が同時に稼動して並列に処理を行う場合と、1台が稼動して残りは待機しておき、障害発生時に即座に待機系に切り替える方式がある。前者のようなシステムでは接続するコンピュータの台数を増やせばその分システム全体の性能を向上させることができる。
以上、クラスタシステムについてでした。