一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

みなさん、こんにちは。

前回まで、FinalFantasy16のグラフィックス表現について触れてきました。

その中でも、ゲーム中の照明技術は旧手法と違い、PBRという手法を使っている可能性が高いとわかりました。

そこで今回は、PBRについて触れていきたいと思います。

PBRとは何か

PBRは’Physically Based Rendering’の略で、日本語では「物理ベースレンダリング」と言います。

PlayStation3頃からつい最近までは、旧手法によるリアルタイムレンダリングのゲームが主流でした。

しかし、よりリアルに表現するために、近年ではPBRを用いたゲームが登場してきました。

PBRは「光のエネルギー保存の法則」を適用した考え方で、「物体に直射した光の量」と「物体が吸収または反射した光の量」は「等しい」という考え方です。

旧手法ではこの点は考慮されておらず、多かったり少なかったりしていました。

光のエネルギー保存の法則を考慮すると、FinalFantasy16のような、より自然なレンダリングが可能となります。

私自身、まだ勉強し始めたばかりなのでわからないことが多いですが、概要としては以下の動画が役に立ちました。

PBR in 3 minutes

いかがでしたでしょうか?

次回もPBRについて触れていきたいと思います。
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佐藤 潤一

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