一般社団法人 全国個人事業主支援協会

COLUMN コラム

今回はこれからSNSでの映像発信をされる方へ向けて、映像によってSNSでの反応を高めるために意識するポイントをご紹介します。

※映像だけに関わらずコンテンツ発信で広く意識すべきポイントだと思っています。

 

1. 短くて要点を押さえたコンテンツ

SNS上では情報が速く消費されます。例えばTikTokやショート動画などが象徴的ですね。非常に残酷ですが、多くの視聴者は動画の冒頭のわずか1秒でその動画を見るか見ないかを判断しています。したがって、短くて分かりやすいコンテンツが必要です。視聴者の注意を引くためには最初の数秒が重要。冒頭で興味を引く要素を取り入れ、視聴者の心をつかむ工夫が求められます。

 

2. 視覚的に魅力的なデザイン

SNS上で成功するには視覚的な魅力が不可欠。鮮やかな色彩や洗練されたデザインを活用し、目を引く映像やグラフィックスを組み込みましょう。視聴者がシェアしたくなるような魅力的な映像こそが、SNS上での反響を高める鍵です。「あっ」と思ったデザインや色彩に日常生活で出会った時は、写真を撮ったりスクショで画像として保存しておき、後から見直して参考にすると良いです。

 

3. 参加型コンテンツの活用

視聴者がコンテンツに参加できる要素を組み込むと、より多くの反応やシェアが期待できます。例えば、クイズや質問への回答を促す要素を挿入したり、ハッシュタグを活用して視聴者との対話を生み出すと良いでしょう。一方通行の発信ではなく、渦を作って巻き込んでいくイメージです。SNSはコミュニケーションです。画面の向こうの視聴者をイメージし、キャッチボールを意識しましょう。

 

4. ターゲットオーディエンスを考慮

ターゲットが先かでも変わってきますが、今回は前者として考えます。SNS上での成功は、ターゲットオーディエンスを理解し、彼らの関心や嗜好に合わせたコンテンツを提供することにかかっています。視聴者のニーズや期待に応える映像を制作し、共感を呼ぶことが重要です。コンテンツが先か、コンテンツごとの適したターゲットを見極めることが大切です。中学生に経済を説明する時、あなたは専門用語を羅列しますか?

 

5. 頻繁な更新と一貫性

SNSは頻繁な更新が求められるプラットフォームです。定期的に新しいコンテンツを提供し、一貫性を保つことで、フォロワーの関心を引き続けることができます。継続的な活動が反応向上に繋がります。まず制作の計画をしっかり練りましょう。どれくらいの期間で、どれくらいの頻度で、どれくらいのボリュームの映像を届けるか。また、1映像あたりの情報量とそのベクトルをしっかり具体的に定めましょう。また政策面ですが、編集ではプロジェクトデータを、撮影ではフローの流れを形式化しておき、チェックリストを用いるなどで効率化を上げ生産性を高めることが多くあります。計画した後はひたすら作って発信です。継続は力なりです。

 

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玉井 祐次郎

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